# 第37話:最終投稿の招待

 朝日が窓から差し込む部屋。清水まどかがスマホの通知音で目を覚ます。ほぼ同じ瞬間、山間の一軒家で小牧澄人がパソコンのメール着信音に気づく。古書店の奥の部屋では、長谷川樹がコーヒーを淹れながらタブレットの画面を見つめる。大阪の静かなアパートでは、アマンダ・フィッシャーが書道の道具を片付けつつ、パソコンの前に座る。鎌倉のシェアハウスでは、伊吹杏奈が朝食を取りながらスマホに届いた通知を確認する。


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