昨日Arcはいいぞ、と言ったばかりだが、Zen Browserも​試して、最終的には​Kagiの作っている​Orionをしばらく使っていくことにした。​

macOSで使っているが、現状完成度が一番高いのはArcでZen Browserもそこそこ、Orionもそこそこだけどエラーでクラッシュする頻度は高くてちょっとバギーな印象。

Appleでサインインすると落ちる、機能拡張入れると落ちる、みたいな感じで大分ロックなブラウザである。二回目やりなおすとうまく行くのだが。

このOrionの特徴は、ArcやZen Browserみたいに縦型タブが得意で(普通のタブ表示も出来るが)、PiP周りの挙動が同じような感じで……WebKitベースで作られている。

ArcはChromium(Blink)、ZenはFirefox(Servo)、OrionはWebKitの系統という感じ。エンジンとブラウザがごちゃついてる雑な分類になってしまうが。

SafariがWebKitなので、わりとmacOSネイティブっぽさを感じる出来である。

体感的にはmacOS環境だとWebKitの方が多少リソースの消費が軽い印象をもっている。とはいっても、こういうのは時期やら機能拡張やらで軽く変わりえるんだけど。

正直、このOrionブラウザ自体は結構趣味の品かなあ……というところなのだけれど、今後に期待してOrion+というプレミアムプランにしばらく入ってみるつもり。なお無料版と比較して、特典らしい特典はあまりない。

一方で、同じKagiが作っている、Kagi SearchというGoogleやBingやDuck Duck GoやEcosiaあたりのライバルになる検索エンジンについても利用を開始した。

こちらについてはまた後で記事を書きたい。