MacでJava版のMinecraftに影modを導入してみよう

この記事は古いものです。今はこのやり方は推奨しません。Prism Launcherとかを使う方が楽です。

Macでは遊べるMinecraftはJava版である。

……Apple SilliconのMacだとiOSアプリも(対応させていれば?)使えるそうなので、もしかすると統合版(Bedrock Edition)も動くのかもしれないが、自分はまだx64のMacを使用しているので、Java版のMinecraftを前提とする

(早く新しいiMacを出してくれないだろうか……)

日本ではいわゆる影MODと言われるものだが、正しく言うならShader Packだろう。ともあれ、Minecraftにおいて光の表現を改善することでより美的な景観を実現するもののことである。

で、このシェーダーパックだが、その前提にシェーダーMODが必要で、特定のものをこれまで使っていたのだが、ある時からOptiFineにその機能が含まれるようになった。

OptiFineとは昔からある軽量化のためのMODで、各種オプションを追加することでMinecraftの動作の軽量化が行えるようになるものだが、これにシェーダー系の基礎機能が含まれるようになった、と理解していればいいだろう。

というわけで、見た目を改善するシェーダーを入れたければ、OptiFineを導入して、任意の(好みの)シェーダーを導入するというのが基本の流れになる。

しかし……OptiFineというMODの追加方法にまた複数の流儀がある。

一つは、MinecraftにそのままOptiFineを導入する方法で、もう一つは、各種MODを管理しやすくするMODローダーを入れた上でOptiFineを入れる方法である。

後者は、いわゆるパッケージマネージャみたいなものだと思えば良い。で、このパッケージマネージャが調べた範囲ではMinecraft Forgeというものと、Fabricというものがある。

この二つは併存できないようなのでどちらかを選ぶのだが、今回はFabricにした。(Fabricの方が後発っぽい)

まず、Minecraftをインストールして、一回ワールドを作成して立ち上げて、抜けておく。

これはただの動作確認である。

続いて、Fabricのインストーラーをここから取得して、インストールを行う。

以下の説明の通りにやるのがいいと思う。Fabricをインストールして、起動構成を編集してゲームフォルダをFabric Loaderのパスに変更しておくということ。

OptiFineの対応しているMinecraftのバージョンがちょっと低い時はFabric Loaderの方で古いMinecraftを選んでおく必要がある。

devchrist.com/2021/09/2… devchrist.com/2022/04/0…

で、Fabricだけ入ってる状態で起動して終了することで、modsフォルダーが生成されるので、そこにOptiFineOptiFabricを入れる。Jarファイルをおくだけ、簡単。OptiFabricはOptiFineをFabricに対応させるマッピング系のやつだと思う(未確認)。

なおOptiFineは対応Minecraftのバージョンを合わせる必要があり、OptiFabricはOptiFineの対応バージョンと合わせる感じになる。

ここまでできたら一度起動して、起動時の画面の左下にOptiFineの文字が出ていることを確認する。起動できない場合は大体バージョン合わせが間違っている。

起動に問題なければ、これでOptiFine前提のシェーダーパックのインストールが可能になる。

例えばBSL Shadersをダウンロードしてきて、Minecraftの設定画面から「ビデオ設定」→「シェーダーの詳細設定…」と辿り、「シェーダーフォルダ」をクリックするとシェーダーを入れるフォルダが開くので、そこにzipファイルを格納する。

するとMinecraftの画面上でもBSL_v8.2.xx.zipのような感じで表示される。そこをクリックすると再度ロードが走って選択状態になるので、あとは完了を押したら適用されている画面になるという寸法。

意外と楽というか結構面倒というかは微妙なところかな。

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