PowkiddyのRGB30のレビューを書く予定だったのですが、他のことをやっている間にわりと注目されているであろう新機種が他社から出ました。
それがAnbernic RG28XXです。2.83インチ液晶の横型端末となります。
MiyooからもA30という2.83インチモデルが4月中に出るはずだったのですが、先行予約を受け付けている一部のショップの情報からすると出荷は5-6月とかになりそうな気配かも。
一方、AnbernicのRG28XXは本日19時から販売を開始しておりまして、当然ですがスペックなども詳しく出ています。
ぱっと見では、RG35XX系列と同じAllwinnerのH700をSoCとして搭載していますので、RG35XX Hの液晶を2.83インチに変更して、サイズに合わせてアナログスティックをなくしたバリエーションモデルだと思われます。
カタログスペック上は、動画再生機能が追加されていますが、こちらはRG35XX H等でも最新のファームウェアで対応しているので特に新しい機能ではありません。
ちなみに、RG35XX Hで実際にちょっと触ってみたのですが、自分が確認した範囲だとH.264/AVCの1080pで普通にいっぱいいっぱいじゃない……? という感じでした。
SoC的にはビデオエンジンでH.264のみならず、H.265 Main10 4k60fpsのデコード機能があるとか書かれているのですが、搭載しているビデオプレイヤーがうまくSoCを扱えてないのでしょうかね。
あとまあ4:3液晶なので、現代の16:9かそれ以上の横長が標準の動画は正直おまけ中のおまけでしかないよね、という気はします。
RG28XX、小さい端末が好きなのもあって入手しようと思っておりますので、詳しいとこはそれから……ということになりますが、無印Miyoo miniと同じ2.8インチの場合なので、やはり元々携帯機向けに作られたゲームでないと文字が小さくて読み辛い……ということが起きるんだろうなと想像しています。
その代わり、ポケットに無理なく入るサイズ感なのがいいわけですが。縦型のMiyoo miniと比べると横長のRG28XXは細長い感じになりますので、ポケットへの収まり加減はどうなんでしょうね。
イヤフォン端子の配置的に、イヤフォンを付けたまま本体にぐるぐる巻きして、ポケットへ収めるのは若干難ありになるんだろうなー……とも思えたり。
一方で、H.700はMiyoo miniと比べるとSoCの性能的にはよくなっているので……でもアナログスティック使わない範囲のゲームだとあんまり違いないか……。
ただL/Rを押すときの操作性はMiyoo miniよりはいいんじゃないかなと思います。無印Miyoo miniはアクション要素の強いゲームとかは厳しいので(Miyoo mini plusだとそんな厳しいわけでもないのですが)。
(ところで、どうせ技適の関係で使えない可能性が高い無線周りですが、スペック表にはWiFi/Bluetoothのサポートは書かれていないのですが、コントローラーのところで「2.4Gワイヤレスゲームパッド」がサポートされていると記載されているのは結構な謎です。ドングル付けたら可能ってことだったりして……?)
とりあえずスペックだけ見ての雑感です。
次こそRGB30のレビューを書く。