Xbox版のDiablo 4をプレイしていて、ベッドでも出来たらな〜と思うようになってきた。
リモートプレイ機能でiPhoneやSteam Deckでプレイしてみるものの、家庭のネットワークの問題もあるのか(5GHz帯の802.11acではあるが、WiFi6とかではない)、たまに画質がちょっと荒くなったり、操作がうまくいかなかったりする。
それでも基本的には問題なく楽しめるのだが、そのたまに操作がうまくいかないという現象——1秒ほどスティック入力が一方向に入ったままになって追加のボタン操作は受け付けず、勝手に移動してしまう&スキルが使えない——のは、プレイフィールとしてはあんまりよくない。
で、クロスプログレッションとか対応してるのかなと思って見てみたら、ディアブロ2 リザレクテッド(リメイク)から対応する方針になってたようで、Diablo 4もプラットフォームを超えてプレイ進捗の同期が可能とのこと。
そして、Steam Deckでの動作報告を見る限り、良好にプレイ可能なよう……。
問題は、ゲームソフトとしてはもう一本買う必要があるという点。
Xboxと同じアルティメット版が必要なのか、通常版でいいのかが分からなかったが、小耳に挟んだところによると、Diablo 4を販売しているBlizzardのプラットフォームであるところのBattle.netは上位版への買い替えが差額でできるらしい。
それに、特典としてのコスメティック(スキン)は正直なくても構わない。今後のバトルパスとDLCがどうなるかは分からないが……DLCはともかくバトルパスがそれぞれ購入必要とも思えない。
ということは9800円のでいいはず……いやでも9800円……けれどもボーナス出るし……。
はい。結局、買いました。
なお、買ってみた感じ、Xbox版アルティメットエディションもゲーム本体はスタンダードでそれにDLCとして特典がついてる扱いだからか、Battle.netで確認するとアルティメット版を購入したことになっていた(まあ同じタイトルを別プラットフォームで追加購入しているのだから、それぐらいにはしてほしい……)。
で、Steam外のゲームを追加するためには、素でインストールして細かく設定をするか、その辺をやってくれるツールを使うかだったので、NonSteamLaunchers というツールを使用することにした。
Battle.netのインストールにかなりの時間がかかるので辛抱強く待たなきゃいけないし、ID・パスワード入力には外付けキーボードが必要(ソフトキーボードはなぜか一文字入れようとするとキーボードが消える。外部ID連携での認証は、おそらくWindows互換APIで動かすBattle.netクライアントとLinuxとして動作するブラウザとの連携に無理があってできない)だったり、Battle.netクライアントを動かす互換レイヤーのProtonは手動で設定しないといけなかったりで、ツールを使ったけどそこまでさくっとできなかったという感じにはなった。
この辺はYouTubeで色々動画等上がっているのでそれを参考にするのがいいかも。
あと、パフォーマンス設定だが、何もしなくてもわりと普通に動くのだが、fpsはあんまり安定しないし、全力で動くのでファンも全開で回るしで、参考になるサイトを見て調整した。
自分が見たサイトより細かい項目が多いここ とか参考になるかも。
最低限やりたいこととしては、リフレッシュレートを40Hzに制限して(ディアブロ4が起動している状態でやると画面が止まってしまう現象が出たので、Battle.netの時点で変更した)、それに合わせて最大fpsを40に制限。
AMD FSR 2.0の設定があるので(Fedelity FXのなんとかかんとかという項目になってる)、それをオンにして品質をクオリティにする。そのかわり、グラフィックの全体設定を低から中に上げる、という感じ。
初回ゲーム起動時でも設定できるフォントサイズは大きめがいいと思う。字幕のスケーリングは2にしたらちょっと大きいかなと思った。
これでTDPを10Wに制限すると、ファンもそんなに回らない感じで快適にプレイできる。見た目もまあ奇麗。
最初の数回はなんか安定しなくてエラー落ちしたりもしたが、その後はときどきちょっと重いんだなという感じの描画をするが(背景の動きがちょっとラグってるみたいな)、リモートプレイよりも快適に動く。
当然キャラ情報や進捗は引き継ぎである。14000円でフルプライスで買ったゲームに追加で9800円は高いけど、家の中ならどこでもできそうなのは嬉しい。(なお4は3以上にオンライン必須ゲームだと思うので、回線がないところではできないんじゃないだろうか、まあそもそもバッテリー持ちの問題があるから現実的ではないが)
PS5とかXbox Seriesで買って、携帯できるPCでも買ってクロスプログレッションでどこでもDiablo 4だ! なんてことを実際にやる人はあまりいないと思ったので、メモとして残しておいた。
ちなみにLinux搭載機でWindowsゲームは互換で動かしているSteam Deckなので若干あれこれあったわけだが、Windows搭載の携帯ゲーム機として出ているROG ALLYや、ゲーミングノートPCならWindowsの流儀でBattle.netを入れてDiablo 4をインストールするだけなので細かい設定とか考えることはないかも(とはいってもグラフィック設定の調整とかは必要だろう)。