今どきのMinecraftではOptiFineは使わないらしい(?)

2023-02-28 10:48:50

Steam DeckにWindowsを入れてMinecraft RTXを試してみたものの、流石に重くて、影MODの方が軽いのがあるからというので、古いMacでJava版Minecraftに影MODを入れてみたりしたが、当然こちらもハードが古すぎて重くて……。

などとやっているうちに、Steam DeckにJava版を入れて影MODやってみたらどうなるんだろう、と思ってPrism Launcherを試していた。

すると、関連する記事を見ていたら、ちょっと気になる内容があった。

そこには「今はOptiFineじゃなくて、軽量化ならSodium、シェーダーMODならIris」と書かれている……。

まあ確かに、OptiFineはMinecraft最新版への追従があまり早くないし、とりわけMODローダーをFabricで使いたい場合にはOptiFabricがすぐには出なかったりもあって、なんか最新の環境という感じがしないのはあった。

というわけで、今風のMinecraft環境ってやつを作ってみたくなって、MacでPrism Launcherのインストールから設定を行なってみた。

まずPrism Launcherのインストールを行う。

ここは特に難しいところはないが、macOSでは署名されていないアプリなのでFinderから「開く」で開いてやる必要がある。

起動できたらMicrosoftアカウントをまず追加する(アプリ連携の許可を与える作業)。

この辺の解説は探せば出てくると思うので省略する。

で、インスタンスの追加。

できれば最新版を遊びたいので1.19.3を選んで、Fabricを選ぶ。Fabricのバージョンは星が付いている推奨のもの(?)でよさそう。

追加したインスタンスの「編集」ボタンを押して、MODのところから「MODのダウンロード」ボタンを押す。

ModrinthからSodiumを検索して、ダウンロードするバージョンの確認ボタン(Select Mod for Install)を押して、さらに確認ボタン(Review and Confirm)を押してインストール。

Prism Launcherの日本語UIは84%程度の完成度なのでこの辺はまだ英語なんだな。Prism Launcher自体、最近始まったもののようなので、むしろ多言語対応が一応できてることがすごい。

(2023-2-28, 18:21追記。PolyMCから分岐して出来たプロジェクトなのかな? 昔PolyMCってのがあった、というのは小耳に挟んではいた)

話がそれた。続いてIrisで検索するとIris Shaderが出てくるのでこちらも同様にインストール。1.19.3に対応している。OptiFineはまだベータなのに。素晴らしい。

シェーダーについては、ダウンロードまでは面倒をみてくれないようなので(まあ現状の配布方式を見ると大半のシェーダーは無理だろうね……)、別途ダウンロードしたものをシェーダーパックの欄に追加する。ここはOptiFineでやってたのと同じ手順。

とりあえずBSLとかComplementaryとかSildur’sとかDrDestensを配置してみて、使うものだけチェックを入れてみる。

MODを色々やりたくて、複数の環境を作りたい場合は、インスタンスをその数だけ作って分けるという感じですね。なるほど。

ここまで出来たら起動。初回はMinecraft本体をダウンロードしてくるので少し時間がかかる。

だが、うちのmacOSの場合はJavaが古いせいで怒られる。

前に解説を書いたBedrock Connectの時にOSが勧めてきたJava 8の最新版じゃなくて17系を使えということらしい。これについては解説がある。以下の解説に従ってAdoptiumから最新のJavaをインストールして再設定。

https://prismlauncher.org/wiki/getting-started/installing-java/

「設定」のところを開くとJavaの設定画面が出るが、上部の「グローバル設定を開く」をクリックして全体の設定を変えることにする。

(全体の設定に対して、個々のインスタンスの設定で上書きが可能ということ。古いMinecraftを起動する場合を除いて古いJavaを使う理由はないので全体設定を変えておく)

下の方にある「自動検出」ボタンをクリックして、「リフレッシュ」を押すと今インストールしたばかりの最新の17.x系のJavaが表示された。そちらに星がついたことを確認してOKを押す。

もう一度起動ボタンを押して、しばらく待つと今度こそ起動する。

Language Settingsで英語から日本語に変更して、ビデオ設定を見る。

UIがいつもと違う。これはSodiumの最適化オプションだろう。

シェーダーパックのところをクリックすると、先ほど有効化したシェーダーだけが選べるようになっていた。

ここもちょっとUIが違っていて、適応ボタンがあるので選択して適応ボタンをクリックする必要があるようだ。いい感じに動作する。

Macで出来たので、同じことをSteam Deckでもやってみたが、こちらはJavaは落としてきてくれるし非常に簡単だった。ただし、コントローラーのサポートの関係で、Midnight ControlsとFabric APIをMODとして追加する必要があった。

Steam Deckでは素の設定のComprementary ShaderとBare Bonesの組み合わせで60fps出ることが確認できた。(液晶が60Hzまでなので60fpsで制限しているので、実際はさらに出るっぽい)

めちゃくちゃ簡単に環境が整えられるので大変おすすめ。確かにもうOptiFineには戻れないかも。

Steam DeckにWindowsを入れるとファンの制御が機能しない(よく考えたらなんかツールあるかも……)ので、いつも爆音だが、この形でSteamOS上でJava版Minecraftをプレイする分にはファンが適切に制御されるのもありがたい。

知り合いのマルチサーバーの関係など、諸々あるので、Steam OSでBedrock Editionが動くと一番いいのだけれど……。

gameminecraftprismlauncherfabricirissodium

折口詠人

「書くこと」のリハビリが必要なのに、最近はゲームばかりしているとかしていないとか。

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