Category: Microposts
今回、正直早く公開したい気持ちが高まっているので、「本作を改善するための改稿指示書」を自分が書いてそれを適用させたい気持ちはあるけど、最後の調整としてはありなんだけど、一回一回改稿指示書を精緻に書いてしまったらAIが生成してる感じではなくなってしまうんだよな……。
細かいルール文書も増えてくると適用が競合することがあるし……細かいルール文書のインデックスを作って重みづけ係数を設定して考慮させるみたいなことを考えたほうがいいかも……。
若年層読者をメインターゲットとする上で考慮すべき法律・公序良俗に関するチェック事項——みたいなシートを作って、それを詳細プロット作成時とかに適用させるのが正しいとは思うんだけど、再現性がいまのところ高いかどうか分からないし、殺人とか強盗とかの事件がまるで描かれなくなるのも困るし。
将来の発展性を考えて、なるべくフレームワーク的な観点で直したいのだけれど、正直ちょっとした修正はアドホックに本文書き換えてしまうほうが早いんだよな。
LLMが日本の国内法とラノベの市場ターゲットを厳密には理解してくれてなくて、日本国内の賭博シーンを書いてしまっていたけど、ラノベ的にこれはよくないんですよね……とか。
Gemini 2.5 Proに昨夜の小説を放り込んで、編集者としていくつかの観点でチェックしてもらったところ、数あるツッコミのうちの一つに、magic-spice-2によって投入された要素が、「目的は理解できるけど……ちょっと馴染んでないよね?」というノリのものがあった。
とりあえず同じ視点を持てて良かったよ……。
Geminiも必要かもしれねえ。今はまあ正式版ですらないからいいんだけど、もし全部契約するとしたら20ドル20ドル20ドルか。まあ本気で原稿書くんならそれぐらいはいるのか……? API経由のほうが流石によさそうではあるが。
夜にでもおまけクレジット有効化してAI Studioから触ってみるかな。小説一冊分の原稿読んでもらって推論モードでチェックさせようとしたらGeminiがよさそうなんですよね。コンテキストサイズ的な意味で。
細かい矛盾が沢山あるけど面白いなあ、この話。読みながら寝よう……ただ、こういう感じで面白くなってると、(矛盾は直すとしても)このまま出したくなってしまうのが問題なんだよな……強化するつもりでつまんなくなることもあるからなあ。
magic-spice-1は前回もばっちりだったから機能するだろうけど、magic-spice-2は文体との相性が難有りか……シーン自体は入ってるけど機能してるとはいえないかも。ちょっと調整いるなあ、これ。
まあクリーンで端正な文体だからケチのつけどころはないんだよな。商業エンタメ小説感ある。でもせっかくだからもう少し味があったほうがいいかな……。紙上の迷宮で使ってるテクニックを使えば文体はかなりの幅で調整できるからそうするかなあ。
懸念していたけど忘れていた(あとで直せるささいな点だったので)ことがでてるのと、前から問題に感じていた初期の容姿描写の欠如が気になるなあ。あと変なところで一人称がブレてる……という気になるところはあるけど、まあまあいい出来っぽい。
今回はプロットプランニングは全部ChatGPT-4oと僕で、執筆だけClaude 3.7 Sonnet Extended Thinkingだけど、Claudeくん思ったより文体が固いな。プランニングで文体の指示が簡素すぎるからClaudeが大分好きに書いてるんだけど、小説っぽい書きっぷりするねえ。
今後、ある種の創作上の目的に下がって、既存のプロットを検証し、「追加シーンを組み込む・既存シーンをエンハンスする」ためのプロット再計画ガイドを「魔法のスパイス」フォルダに入れることにした。まだ2つしかないけど増やしていきたい。